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人生のワンシーンドラマチックに彩る

飲み会の衣装を探しに来た北大生と店長(後列右)
飲み会の衣装を探しに来た北大生と店長(後列右)

<連載・流行りもん調書 フリーライター重田サキネ「レンタル衣装ショップ ドラマチックエンジン」>

 いよっ、始まりましたね宴会シーズン! これからの1カ月はさぁ、1年のウサを晴らすべく、こう、パア~ッと、ハジけちゃいたい気分になるよねーっ!

 そんな皆さんが続々予約を入れに来ているスポットが、ここ「ドラマチックエンジン」。サンタ衣装や着ぐるみから今話題の有名人の仮装まで何でもそろうレンタル衣装ショップで、なんとその数、約1万着! 豊富な品ぞろえで「あなたの人生のワンシーンをドラマチックに彩るお手伝いをします」ってワケ。

 取材したこの日も、某業界のサラリーマンたちが忘年会の幹事用衣装を物色中。「おれハーレム(女装)にするわ」「ピーター・パンてどうだ?」「ミニスカポリスがいいんだけど」「あっ、おまえ王子サマ似合いすぎ、ズルイ」などなど、いいトシの男たちがあれこれ試着で盛り上がって、何だかカワイイぞ~。常連サンだそうで、「仮装すると、自分の殻を破って吹っ切れる感じがいいんですよー」とヤミつきぶりを教えてくれた。

 店長の長谷部義信さんによると、「定番の人気商品は、水戸黄門などだれでも分かる時代劇モノや、ピンクレディーや山本リンダなど、ひと昔前のアイドル。意外と根強いのが、氣志團(長ラン、リーゼント)スタイル。そして今なら、ムーディ勝山、にしおかすみこ、ビリー隊長がよく出てますねえ」とのこと。

 よく見ると、衣装類はどれもけっこうしっかりした作り。それもそのはず、実は9割近くが札幌でレンタル衣装のメッカだった「衣裳屋まるさん」から引き継いだものなんだって。惜しくもこの夏に閉店した「まるさん」。仕立屋も営んでいたので、衣装の出来は折り紙付き。しかも手作りってことは、既存の貸衣装にはない個性だもんね。この辺も人気の理由なのか、本州からのレンタル予約もよく入るそう。

 流行を敏感にキャッチし、それ用に仕入れたり、ありモノを工夫してそれっぽくアレンジしたり。帽子、かつら、剣、銃…などなど小物類も豊富だから、たいていの要望には応じてもらえる心強い存在よ。1回やったら、もうあなたもトリコ。さあさあ、今度の忘年会、まずどのキャラで行く?

 ◆レンタル芸能衣装ドラマチックエンジン(札幌市北区北18西3丁目2の24、第38松井ビル1階、電話011・206・4339、http://www.e-ishou.com)営業は午前9時30分~午後6時30分、土・日曜・祝日定休(ただし電話で応相談)。レンタル(クリーニング&メンテナンス代込み)は2泊3日で全身タイツ2100円~、にしおかすみこ風3150円~、ビリー隊長3150円~。各種割引、地方発送あり。仮装以外に礼服、卒業式着物、紋付き着物、祭りはっぴなども。おみこしや獅子頭もあり。

[2007年11月28日10時15分 紙面から]

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