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伊藤謙司郎が新スタイルでW杯復帰狙う

リフトを待つ伊藤
リフトを待つ伊藤

 スキー・ジャンプの伊藤謙司郎(18=下川商高)が“フルモデルチェンジ”でW杯復帰を狙う。11日からコンチネンタル(C)杯を兼ねた札幌3連戦が行われる。今季C杯総合18位で日本人最高の伊藤は、11日の札幌五輪はC杯ではなく国内戦でのエントリーとなるが、外国勢より飛距離を伸ばし、全日本のコーチ陣に好アピールする。

 10日の公式練習はゲート変更後、日本人トップの94メートルを飛んだ。「去年の夏から変えた空中姿勢はいい。あとはアプローチと飛び出し」。ジャンプ週間からのW杯昇格はかなわず、年明けからジャンプを再改造し、手応えをつかんだ。

 昨夏から「くの字」型の空中姿勢を目指してきた。腰を軽く曲げ、腹部に浮力を得る。「羽のようなかたちで体に染み込んできた」。これに低姿勢のアプローチを加えた。昨季までは成長期の体の変化に足の筋力がついていかず、強く踏み切れないため高い姿勢で滑っていた。今季はスクワット値が30キロ増え、低い姿勢から素早く強く踏み切る筋力がつき、新スタイルが可能になった。

 「W杯組が帰ってきたらけ散らしてやろうと思う」。今月下旬に全日本のユリアンティラ・ヘッドコーチが来日し、W杯組の再選考を行う。それまで新スタイルの完成度を高め続ける。【北尾洋徳】

[2008年1月11日9時14分 紙面から]

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