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1年生渡部が自己新で初V/高校スケート

左から男子1500メートル2位の坂井、優勝の渡部、3位の堂下
左から男子1500メートル2位の坂井、優勝の渡部、3位の堂下

<全国高校スケート・アイスホッケー>◇4日目◇24日◇山梨・富士急ハイランドセイコオーバル◇スピード男子1500メートル

 スピード男子1500メートルで1年生王者が誕生した。渡部知也(池田)が1分54秒92の自己新で初優勝を飾った。風速3メートルの悪コンディションも、2位に1秒45差、3位とは3秒78の大差で5000メートル2位に続くメダルを獲得した。

 最終組で同走した坂井(白樺学園)が最大のライバルだった。「出るからには1番を狙っていた」とルーキーながら気後れするところはない。強風も「あまり覚えていない」ほど集中していた。野村昌男監督(45)は「カーブワークと、ラップを維持する能力がすごい。長距離のテクニックでは(トリノ五輪代表の)長島(圭一郎)及川(佑)より上」と絶賛。この日も周囲が1100メートル通過からゴールまでの最終周回で大きくラップを落とす中、渡部は700~1100メートルのラップから1秒71落ちに踏みとどまった。

 昨年の全国中学1500メートルの覇者で、1000メートルも2位。3000メートルと5000メートルでは日本中学記録を持つ、オールラウンダーだ。だが、豊頃小時代からぜんそく持ちで、予防薬が毎日手放せない。レース後はいつもせきに苦しみ、この日も止まらなかった。だが「自己ベストが出ればつらくない」という“1番の薬”が効いたのか「来年以降の3連覇はもちろん、出る種目は全部勝ちたい」と締めくくった。【古旗顕二郎】

[2008年1月25日9時22分 紙面から]

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