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双葉・長田が大差の初優勝/高校スキー

急斜面を力強く滑走する長田
急斜面を力強く滑走する長田

<全国高校スキー>◇3日目◇4日◇新潟・苗場スキー場◇アルペン女子大回転

 アルペン女子大回転で、長田愛未(双葉3年)が、2本合計2分13秒69で初優勝した。同種目の北海道勢Vは3年ぶり、同校からは14年ぶりの制覇。自身も1年時2位、2年時3位とあと1歩及ばなかった過去2年から、高校ラストシーズンに念願の頂点に立った。

 北海道勢のカウントダウンの声に包まれ、長田が2回目をフィニッシュした。1回目で1分5秒86の最速タイム、2回目も1分7秒83で、合計で2位清水香帆(長野)に3秒63の大差をつけた。電光掲示板で優勝を確認し笑顔を見せたが、直後に泣き顔になった。「どうしても勝ちたかった。緊張で朝はご飯も食べられないくらいだったんです」。プレッシャーから解放され涙が止まらなかった。

 昨年は、優勝候補と期待されながら3位。体力不足を感じ、昨年から筋力と併せて強化を図った。高校2年まで片道8キロの通学路はバスが中心だったが、昨春から自転車にした。玉川祐介監督(26)は「体力、筋力がつき滑りが安定してきた」。長田も「実家から持ち込んだママチャリ効果があったかな。練習後の坂道はほんとつらかったけど」と、この日の優勝で1年間の成長を実感できた。

 6日は、回転に臨む。長田は「五輪や世界につなげるためにも回転に強くならないといけない。平常心で臨めれば結果はついてきてくれると思う」と2冠に意欲を見せた。【奥村晶治】

 ◆長田愛未(ながた・えみ) 1989年(平成元)7月14日、留萌生まれ。兄和也さんの勧めで小学1年からスキーを始める。留萌小平中3年時に全国中学大回転で優勝。双葉高1年時の国体で同種目優勝。2年時に全日本スキー連盟のアルペンジュニアB指定を受けている。家族は両親と兄。161センチ、51キロ。

[2008年2月5日8時58分 紙面から]

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