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道営能検で大魔神・佐々木氏の愛馬が合格

能検を前に元気いっぱいに立ち上がるミスターフォーク
能検を前に元気いっぱいに立ち上がるミスターフォーク

 「ハマの大魔神」の愛馬が、デビュー切符をつかんだ。元プロ野球横浜の投手で、現野球評論家の佐々木主浩氏(38=日刊スポーツ評論家)が初めて所有した競走馬ミスターフォーク(牡2、桑原厩舎)が19日、門別競馬場で行われたホッカイドウ競馬の能検を受験し合格した。現役時代にフォークボールを決め球にした同氏らしく、ミスターフォークと命名。7月のデビューを目指し、オーナー同様、全国区の活躍を目指す。

 本家大魔神のフォークは落ちても、ミスターフォークは落ちずに、抜群の動きで合格した。5頭立て800メートルの模擬レースに出走し、好スタートから先手を奪った。最後の直線で1頭にかわされたものの、0秒3差で2着でゴール。3着入線馬には1秒1の差をつけ、基準タイム(56秒0)を大幅に上回る49秒7で走り抜けた。この日出走した2歳馬全27頭のうち6番目のタイムだった。

 能検での馬体重は448キロと、競走馬の中ではそう大柄ではない。だが、騎乗した五十嵐冬樹騎手(30)の評価は上々。「ガサ(体格)がないのでオーナーの体を少し分けてくれればね」と冗談を交えながら「気合を付けたら思った感じの走り。初戦が楽しみになりました」と期待を膨らませた。桑原義光師(63)も「タイムも上出来で、能力はかなり高いものがあります」と笑顔で話した。デビューへの切符を手にしたことで、今後は7月からの旭川開催デビューを目指すことも決まった。

 佐々木氏は5月16日付で地方競馬の馬主免許を取得した。知人を介して、桑原厩舎を紹介され、ホッカイドウ競馬でのデビューを決めた。愛馬が順調に調整されていることで「地方からのスタートですが、ハイセイコーやオグリキャップのようにいつかは中央で活躍できる馬になってもらいたい」と夢を語る。

 父は中央競馬で活躍したサッカーボーイ、母の父は数多くのG1馬を送り出したマルゼンスキー。芝でもダートでもどんとこいの血統だ。全国でも活躍するレベルの高い北の2歳戦で、また1頭スター候補の誕生となりそうだ。【奥村晶治】

 ◆佐々木主浩氏の話 もちろん馬名は自分の得意球だったフォークボールからきています。自分も競馬好きで、馬主になるのは1つの夢でしたね。地方からのスタートですけれど、いつかは中央に出られるような活躍をして欲しいですね。夢を大きく持って長い目で見ていきたい。野球選手もそうですが、故障が怖い。まずは健康でと言うんでしょうか、元気に走ってくれることが一番ですね。

[2006年6月20日8時48分 紙面から]

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