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アトラス万歳!重賞3勝目/エルムS

ヒシアトラス(左)は、ジンクライシスの追撃を首差抑え1着
ヒシアトラス(左)は、ジンクライシスの追撃を首差抑え1着

<エルムS>◇18日=札幌◇G3◇ダート1700メートル◇3歳上◇出走13頭

 5番人気のヒシアトラス(牡6、中野隆)が3度目の重賞制覇を果たした。道中2番手から直線で力強く抜け出し、ジンクライシスの猛追を首差抑えた。勝ち時計は1分43秒0。横山典弘騎手(38)の好騎乗も光り、秋のG1に向けて手応えをつかんだ。

 小雨の中、表彰式を終えた中野隆師が晴れやかな表情で言った。「自分の競馬ができたということだね。今日は馬も立派だったが、何より完ぺきな乗り方だった」と、エルムSで単独トップの3勝目をマークした横山典騎手を絶賛した。

 意識したのはスタートだけだった。「前回出遅れたんでね」(横山典)。ゲートが開く瞬間に全神経を集中させた。人馬一体となった発馬で楽々と2番手につけ、先頭のサカラートの直後で追走。直線に入ると一気に抜け出す正攻法の競馬で、後続を振り切った。

 歴代5位タイのJRA重賞89勝目を挙げた横山典は「スタートが勝因。今日のようにうまいレースをしてくれれば」と笑顔で振り返った。過去【3221】と5着以下がなかった好相性のコンビが、また1つ良績を積み上げた。

 次走は未定だが、11月のJCダートなど先々にはG1が視野に入る。「地方交流戦も含めて考えるが、G1を使えるものなら使ってみたいね」(中野隆師)。さらに高いステージを目指し、ヒシアトラスは進化を続ける【村上秀明】

[2006年9月19日9時27分 紙面から]


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