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アドマイヤヘッド豪快12秒0/札幌2歳S

アドマイヤヘッド(手前)は馬場の大外を回って、しぶとい伸びを見せた
アドマイヤヘッド(手前)は馬場の大外を回って、しぶとい伸びを見せた

 札幌2歳S(G3、芝1800メートル)の出走馬が27日、札幌競馬場で一斉に追い切られた。現在、新種牡馬リーディングの座に就くアドマイヤコジーン産駒のアドマイヤヘッド(牡、栗東・友道)が、ダートコースで5ハロンから69秒0-39秒2-12秒0をマークし好調をアピール。小倉2歳Sのアストンマーチャンに続く産駒2頭目の重賞制覇を狙う。

 テンは脚取りを確かめるようにゆっくり入る「静」から始まったアドマイヤヘッドの最終追いは、僚馬アドマイヤマダム(牝4、1000万円下)と馬体を併せたまま馬なりで直線へ。そこから、調教パートナーの片山助手からゴーサインが出ると「動」へ一気にギアチェンジ。重心を沈ませ前々と突き進むと、ラスト1ハロンを12秒0と豪快に伸びて併入フィニッシュした。

 動きを見届けた友道調教師は「気持ちをキリッとさせるためにしまい追った。まだ子供だが、体も引き締まったし、落ち着きも出てきた」と上昇カーブを描く愛馬の姿に納得の表情を浮かべた。

 デビュー戦(1500メートル)は、前半1000メートル1分0秒2のゆったりしたペースに好位をしっかりキープし、インからしっかりと伸びて完勝。父アドマイヤコジーンをほうふつさせるスピードとセンスを見せた。「周囲の動きに動じることもなく、いい内容だった」と友道師も高い評価を与える。

 その父アドマイヤコジーンは、今年から2世を送り出しているが、ここまですでに11勝(中央+地方)。小倉2歳Sでは、産駒のアストンマーチャンが勝ち、早くも重賞ウイナーを輩出と、2歳新種牡馬リーディングをひた走る活躍をみせている。「アドマイヤコジーンは距離はマイルまでが中心だったけど、この馬は折り合いに不安はないし、母系からも距離は大丈夫」と同師。血の勢いそのままに、札幌2歳王者への階段を上り詰める。

 ◆アドマイヤコジーン産駒の成績 2歳世代は現時点で76頭が血統登録されている。新馬戦スタートの6月から、中央では15頭がデビューし勝ち上がりは7頭。アストンマーチャンが新馬戦2着後、未勝利-小倉2歳Sを連勝。札幌ではアドマイヤヘッドのほかに、アドマイヤプルートも新馬勝ちし、続く500万円下で2着に入っている。※成績は26日時点。

[2006年9月28日10時2分 紙面から]


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