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五十嵐騎手が道営馬で中央G1・2連戦

 ホッカイドウ競馬(道営)の五十嵐冬樹騎手(31)が今週末、2日続けて中央G1競走に参戦する。25日のジャパンカップダートにジンクライシス(牡5、堂山)で、26日のジャパンカップ(ともに東京競馬場)にはコスモバルク(牡5、田部)とのコンビで臨む。9日に終了した道営06年度開催では6年連続7度目のリーディング1位を獲得。勢いに乗って、国内G1初制覇を目指す。騎乗する2頭は19日、門別競馬場で最終追い切りを行い、レースへの最終登録を済ませた。

 2日連続で行われる中央G1にともに道営馬が出走するという、過去例のない挑戦が今週末に実現する。その両方の騎乗を任されたのが五十嵐騎手だ。

 コスモバルクとのコンビで臨む国内G1は今回で8戦目。バルク自身は3年連続のジャパンC挑戦だが、五十嵐にとっては初挑戦になる。ジャパンCダートのジンクライシスとは前走南部杯3着に続き2度目のタッグ。芝、ダート路線でそれぞれ全国区で活躍する道営の2枚看板で大舞台に挑む。「騎手人生で2度と訪れないようなチャンス。とても光栄なことです」と五十嵐騎手は話した。

 9日終了した06年ホッカイドウ競馬では、6年連続7度目のリーディング首位に輝いた。残り12日間を迎えた時点で11勝差の2位だった。周囲から「今年は残念だったね」と言われたが、最終日前日に4勝、最終日には5勝の猛チャージで逆転Vを飾った。「あきらめない」気持ちが上回った。

 道営シーズンは終了したが、連日調教に騎乗し「体はゆるめていない。今は本当にいい流れで騎乗できると思う」と気持ちは乗っている。同年開催のジャパンCとジャパンCダートを制したのは、世界でもトップジョッキーと評価されるデットーリ騎手(02年、イタリア)ただ1人。中央の騎手でさえも難しい快挙を狙えるスタート台に、五十嵐が立つ。【奥村晶治】

[2006年11月20日9時36分 紙面から]


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