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ばんえい馬主協会会長「引き下がれない」

 存廃問題が検討されていたばんえい競馬が、今年度限りで廃止されることが27日、事実上決まった。現行の4市開催をやめ、2市開催案での存続が話し合われていたが、当該市である岩見沢の渡辺孝一市長と帯広の砂川敏文市長がこの日、存続断念を表明した。最高1トンのソリを引くばんえい競馬は46年に公営化され、世界唯一の競馬として北海道遺産にも指定されている。売り上げ回復の打開策がなく、61年の歴史に幕を閉じる。この日は4競馬場のうちの1つ北見で最後のレースが行われた。

 ばんえい競馬馬主協会の大野清二会長(77)は北見競馬場を訪れ「最後まであきらめない」と訴えた。明日29日に緊急理事会を設け「存続に向けて帯広市長と直接掛け合うつもりです」と話した。「厩舎関係者がどんな思いでいるかと思うと、簡単には引き下がれない。馬主協会で身銭を切ってでもあと1、2年は存続させてほしいと思っている」と、約520人の馬主協会員の気持ちを代弁した。

[2006年11月28日9時19分 紙面から]


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