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ばんえい競馬が廃止、北見で“ラスト”

北見開催最終12Rを惜しむように見守るファン
北見開催最終12Rを惜しむように見守るファン

 存廃問題が検討されていたばんえい競馬が、今年度限りで廃止されることが27日、事実上決まった。現行の4市開催をやめ、2市開催案での存続が話し合われていたが、当該市である岩見沢の渡辺孝一市長と帯広の砂川敏文市長がこの日、存続断念を表明した。最高1トンのソリを引くばんえい競馬は46年に公営化され、世界唯一の競馬として北海道遺産にも指定されている。売り上げ回復の打開策がなく、61年の歴史に幕を閉じる。この日は4競馬場のうちの1つ北見で最後のレースが行われた。

 北見競馬場には、通常の月曜開催の約2倍となる1160人のファンが来場した。北見で最後の開催となるかもしれない状況に、美幌町の自営業者(66)は「旭山動物園(旭川市)のようにアイデア次第ではこんな窮地に立たされることはなかったはず。余計な人員も多い」と厳しい意見を述べた。親子連れで北見市内から訪れたファンは「世界でただ1つの競馬をなくてはいけない。存続に向けて最後まであきらめないでほしい」と、最終レースまで声援を送っていた。

[2006年11月28日9時20分 紙面から]


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