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南関東出身アナが道営で実況再デビュー

<連載・ピープル07「古川浩氏」>

 07年度ホッカイドウ競馬開催で、南関東のレース実況を長く担当してきた古川浩氏(40)が“再デビュー”する。開催86日間約1000レースのうちの、約半数を担当する予定。「新人に戻ったような気持ち。1年ぶりで不安もあるけれど、実況は自分の存在価値をアピールできる唯一のフィールド。楽しみな面の方が大きい」と語る。

 南関東競馬では、13年にわたり実況を担当した。昨春、ホッカイドウ競馬を側面支援する北海道競馬運営改善対策室に入社。1年間はパドック解説のアシスタントを務めた。

 もともと毎日新聞社の社員だったが、入社して3年目のときに脱サラし、あこがれだった競馬実況アナに転身した。実況も担当した新潟競馬の廃止を目の当たりにするなど、地方競馬の衰退を肌で感じたことが北海道に移った理由の1つ。「南関東でしゃべっていれば安泰だったけど、もう少し人の、競馬サークルの役に立つ仕事をしたかった。そのためにも馬産地、道営をもっと元気にしたいと思った」と話す。

 「10頭立てだとしたら11頭目の馬だという気持ちで、一緒にレースに参加していきたい」。意欲満々に、開幕を心待ちにしている。

 ◆古川浩(ふるかわ・ひろし) 1966年(昭和41)8月5日生まれ、大阪府出身。関西大卒業後、毎日新聞社に入社。92年3月に退職し同4月に競馬実況アナウンサーの会社、耳目社に転職。13年にわたり南関東競馬を中心に競馬実況アナウンサーとして活躍。昨年4月に北海道競馬運営改善対策室に入社。家族は妻。

[2007年4月15日9時32分 紙面から]

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