- 北海道メニュー
-
王者バルク本番も主役だ!/S航空国際C

- シンガポールのクランジ競馬場で調整するコスモバルク
【シンガポール17日=松末守司】バルク、今年も世界に名をとどかす。ホッカイドウ競馬のコスモバルク(牡6、田部)が、20日のシンガポール航空国際C(国際G1、芝2000メートル、クランジ競馬場)で2連覇に挑む。前年王者として臨む今回は、地元での注目度もNO・1。レース宣伝ポスターのモデルになり、当地の雑誌でも大々的に取り上げられる人気ぶりだ。この日は枠順抽選も行われ、13頭立て9番枠に決定。いよいよ期待も高まってきた。
ビッグレースが目前に迫ったシンガポールで、バルクが広告塔ともいえる役目を果たしている。クランジ競馬場正門にあるレースを宣伝する旗のモデルに、五十嵐冬樹騎手(31)が馬上で高々と右拳を突き上げる昨年優勝時の写真が採用された。日本でいえば有馬記念並みのシンガポール最大レース。前年覇者の出走に、当地は歓迎ムードだ。
今年は、主催するシンガポールターフクラブから、2月初めに早々に参戦してほしいとのオファーを受けた。同クラブの広報は「昨年、日本の馬が勝ってくれてシンガポールの競馬を広めてくれた。盛り上げるためにも出走してほしかった」と、バルクの2年連続参戦を待望していた。
自国でのレースも含めた実績などからランク付けされるレーティングは117で、今年の出走予定馬13頭の中では2番目になる。前年覇者という実績が加わり、注目度はNO・1。地元紙「ザ・ニュー・ペーパー」は、バルクの参戦と当地入り後の調整過程を写真付きで報道している。15日の最終追い切りでは参加国のメディアが取材に訪れた。
帯同する榎並健史調教厩務員(28)も、予想以上の人気に驚く。タクシーに乗車した際、首からぶら下げていたスタッフの証明書に気付かれ、運転手から「今年のバルクはどうなんだ?」と質問された。「いい勝負になるはずっていってます。昨年と注目度は全然違いますね」と話す。
当のバルクはこの日、軽めの走りでコースを周回し調整を済ませた。1頭で参戦した昨年と違い、今年は日本からJRAのシャドウゲイト(牡5、加藤征)も出走する。榎並調教厩務員は「シャドウゲイトと一緒にいるしすごく落ち着いている。体は510キロを切るくらい。追い切っても体は減らないんだから、調子がいい証拠」と表情は明るい。堂々たる主役として本番に臨める出来にある。
◆昨年のシンガポール航空国際C・VTR 世界7カ国から13頭が出走。3番人気に支持されたコスモバルクは、逃げたヴルームヴルーム(オーストラリア)の2番手を進み、直線半ばで抜け出し2着馬に1馬身3/4差をつけゴールした。時計は2分6秒5。地方所属馬としては初の海外G1制覇となった。
◆シンガポール航空国際C 芝2000メートルで争われる同国最大の国際レース。00年に創設され、02年に国際レーシングシリーズの1つとして国際G1に昇格した。03年は新型肺炎SARSの影響で中止され、今年で7回目を迎える。地元馬7頭、日本の2頭を含めた外国馬6頭が参戦予定。レーティングでは南アフリカ籍のオラクルウエスト(せん5)が119でトップ。
[2007年5月18日9時47分 紙面から]
最新ニュース
- サテライト石狩が3周年感謝祭 [18日09:48]
- 芸 能
-
- 天然の岩盤浴楽しめる溶岩ツアー [18日10:30](写真あり)
- ストライプ柄で運吸収/コパ風水18日 [18日09:49]
- 社 会
-
- 北海道銀行などが夕張市へ行員を派遣 [18日12:11]