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道営競馬の五十嵐騎手がダービーを大予想

新聞を見ながらヴィクトリーとサンツェッペリンを推す五十嵐騎手
新聞を見ながらヴィクトリーとサンツェッペリンを推す五十嵐騎手

 ダービー、ホッカイドウ競馬トップジョッキーにノッてみる? 中央競馬の日本ダービーが27日、東京競馬場で行われる。注目のレースを、道営騎手が独自の視点で推理した。コスモバルクとのコンビで20日のシンガポール航空国際Cで2着に好走した五十嵐冬樹騎手(31)は、シンガポールで同じレースに出場した田中勝春騎手(36)のヴィクトリーを推奨。2着に騎乗経験のあるサンツェッペリンを推し、皐月賞ワンツーの再現と予想した。

 ノッてる男にのれ。道営で23勝を挙げリーディング首位を突っ走る五十嵐騎手は、同じくJRA関東リーディング首位(47勝)を走る田中勝が乗るヴィクトリーの2冠達成とみている。

 バルクのシンガポール航空国際C2連覇を阻んだのが、田中勝が乗ったシャドウゲイト(JRA)だった。直線でかわされての2着に「(田中勝が)僕の先に行くと思っていたが、内めの馬が殺到しているのを見てさっと切り替え、好位でマークされた。馬に任せるというか、馬の性格や気持ちを大事にして乗るのが本当にうまい」という。

 ダービーには自身、04年にバルクとのコンビで参戦。折り合いを欠き8着に敗れた。ヴィクトリーは同じ先行タイプ。気性が荒く、距離や直線の長い東京コースへの適性が懸念されるが「距離が長いから逃げては駄目ということではない。リズムのいい時は変に考えすぎず、馬に逆らわない乗り方ができる。すべてがかみ合っている今の勝春さんなら、力のある馬が後ろでもがくようなレースをしてしまいそう」と自身の経験も踏まえての読みだ。

 対抗に推した皐月賞2着馬サンツェッペリンも、「どちらを本命に推すか最後まで迷った」というほど期待大。同馬には4走前(2着)に騎乗している。「長くいい脚を使う印象。テンビー産駒ですがストライドが大きいし、スピード任せというタイプではない。バルクのようにこの馬は血統にとらわれない方がいいですよ」と評価する。

 「皐月賞で苦しい競馬ながら3着」のフサイチホウオーが3番手。岩田騎手のアドマイヤオーラ、内田博騎手のトーセンマーチにも注目し「地方競馬出身の皆さんにも頑張ってほしい」とエールを送った。【奥村晶治】

[2007年5月26日9時35分 紙面から]

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