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オーキッド重賞初制覇だ!/札幌2歳S

ヤマカツオーキッドはキャリアを武器に初重賞制覇を目指す
ヤマカツオーキッドはキャリアを武器に初重賞制覇を目指す

 29日に行われる札幌2歳S(G3、芝1800メートル)では、エアグルーヴの子ポルトフィーノ以外にも名牝の子がそろう。99年2歳女王(旧阪神3歳牝馬S)に輝いたヤマカツスズランの子で現在2連勝中のヤマカツオーキッド(牝、栗東・池添)が、初重賞制覇を狙う。

 母は同厩舎に所属し3連勝で2歳女王に輝いた。母譲りのスピードを受け継いだオーキッドは初勝利に3戦を要した(デビュー2戦は1200メートル)が、距離が延びて開眼した。8月11日の未勝利戦を逃げ切ると前走のコスモス賞ではハナを奪いマイペースに持ち込むと直線でも二枚腰を使って連勝した。

 池添助手は「展開(前半1000メートル1分6秒9)に恵まれたと言われるが上がりの競馬を逃げて踏ん張ったのは大きい。体にしんが入ってきてしっかりしてきた」。キャリアを積んで確かな成長曲線を描いてきた。

 父が管理し、兄謙一が乗り、弟学が世話すると人馬ともに血のドラマもある。兄謙一は先々週エルムSを制し、先週もメーンHBC賞を含め4勝を挙げ絶好調だ。同助手は「血統馬らしく奥がある。強いのがいるがこっちには経験とキャリアがある。兄貴も調子いいし頭が高い走法でまだ遊びながら走っているところもあるので伸びる余地もある。期待したい」。女王への道をひた走る。【松末守司】

[2007年9月26日9時44分 紙面から]

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