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DJやまだひさしが地元初のレギュラー

やまだひさし(左)と音尾琢真が出演するHTB木曜深夜の新番組「素晴らしい世界」
やまだひさし(左)と音尾琢真が出演するHTB木曜深夜の新番組「素晴らしい世界」

 札幌出身の人気DJやまだひさし(年齢非公表)が地元で初レギュラーを持つ。5日からスタートしたHTB深夜バラエティ「素晴らしい世界」(木曜午前0時45分から)でチームナックスの音尾琢真(30)とコンビを組む。俳優を夢見て上京し、挫折を繰り返しながら、99年に始めたラジオDJでのトークが中高生から受けている。まだ慣れないテレビだが、スタジオやロケの場所を問わずにマシンガントークをさく裂している。

 収録現場では軽妙なやまだと音尾の掛け合いが続く。やまだは、慣れないテレビに「まだ探っている状態で、しゃべらないようにしている」といいながら「15秒あけたら罰金といわれて育ちましたんで」と言葉は止まらない。音尾が「間を空けている間に顔芸します」と様々な表情をすると、すかさず「笑って ! 泣いて ! 」とやまだがリードする。

 原点はラジオ。札幌出身で、札幌藻岩高卒業後、俳優を目指して上京した。しかし、オーディションは落選の繰り返し。夢をあきらめかけたときに知人からの誘いでラジオの世界に入った。99年に始まったJFN系列の「ラジアンリミテッド」(北海道はAIR-’G)のDJとして人気に火がついた。内容はスタッフが考えたが、スタイルは「息継ぎができなくなるほど」と話すほどのマシンガントークで注目を集めた。

 「素晴らしい世界」はゲストを迎えてのトークを担当する。ここでも実体験などを織り交ぜながらゲストの個性を引き出す。スタジオでは音尾と漫才のようなやりとりで番組をすすめる。しかしこれが決まりではない。やまだが「役割を取り換えっこしましょう」と提案すると、音尾は「HTBは何でもありですよ。気が付いたら音響や照明をしていたりして」ととぼける。

 現在収録は5回分まで終えた。「スタッフの連係プレーがいい。収録に来るのが楽しみ」となじみはじめている。ラジオでは地球環境を考える企画などを仕掛けきた。「視聴者参加の遊びながら学べる番組作りをやがてはしていきたい」と故郷でのレギュラー番組に対しての思いも強い。場所は明かせないが「番組で何かたくらもうかと思案中」と素材も見つけた。やまだは「番組に大命題はない。素敵な明日を迎えられる番組に」と意気込みを語った。

○…コンビを組む音尾は、やまだの第1印象を「びっくり」と話した。これまではやまだのマシンガントークをラジオで聞いていた。テレビ出演はやまだ以上の経験があるが、軽快な話術に驚いたという。番組内では座長となってショートドラマに出演。得意の俳優業を披露する。「きちんとした芝居をテレビではやったことがなくて。うれしい」と喜ぶ。

 スタジオトークではやまだのリードでボケ役になる場面もある。やまだが「漫才のようだ」と笑うほど、息が合っている。音尾は「いい空気感を作ってくれる。無理しなくてもいい感じなのでそのままやれます。長く続く番組にしたい」と抱負を話した。

 ◆やまだひさし 年齢非公表。5月4日、釧路生まれ。札幌藻岩高卒。FMラジオJFN系列全国36局ネット「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」(月~木曜午前1時~同3時)のDJで人気に。エコロジーへの関心も高く著書や連載も多い。野菜ソムリエ(ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター)の資格も持ち、食に対してもこだわりがある。フジテレビ「すぽると!」(北海道はUHB)の金曜ナレーションも担当している。

 ◆素晴らしい世界 やまだが毎週変わるゲストとトークを繰り広げる「スバセカトーク」と音尾が座長を務めるショートドラマ「スバセカ劇場」の2本柱で展開する。今後のゲスト予定は、光浦靖子(9日)、ブラザートム(23日)、神田山陽、鈴井貴之(30日)。毎週深夜0時45分から。

[2006年11月7日15時24分 紙面から]


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