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札幌市民会館で31日ラストコンサート開催

3月で閉館となる札幌市民会館
3月で閉館となる札幌市民会館

 北海道の音楽シーンを支えてきた札幌市民会館「最後のコンサート」に、多くのミュージシャンが駆けつける。3月末で閉館する同会館は、取り壊し準備のため大ホール(収容人員1600人)は今月31日が最後の利用日になる。「札幌市民会館 最後の日」と題した同日のコンサートに、すでに発表されていた奥田民生らに加え、佐野元春、山崎まさよしの参加が決まった。7日からチケットが発売される。

 31日の出演者には、奥田のほかchara+土屋公平(元ストリートスライダース)、仲井戸“CHABO”麗市(元RCサクセション)らが決まっていたが、年が明けて佐野、山崎が追加発表された。主催するウエスでは「まだ返事待ちのアーティストもいるので、もう少し増える可能性も」としている。同会館に「ありがとう」という気持ちを持つミュージシャンが駆けつけるという。

 同会館は58年に建設された。大ホール、9会議室の利用状況は平均90%前後。公共施設ということで割安感があり、中学校の吹奏楽の発表会から札響の演奏会、能や落語まで、さまざまな利用があった。同会館の五十川純管理係長は「本当にいろいろな方々に利用していただいた思い出があります」と振り返る。

 今月中にはほかに、7日の札幌開成高吹奏楽部OB会「ありがとう!市民会館!」、19日の札響特別演奏会「さよならコンサート」、26日の道内在住フォークシンガーらによる「メモリアル・コンサート」など、“感謝コンサート”が7回も企画されている。「最後の日」では収益金の一部を北海道厚生年金会館存続チャリティーに寄付するなど、北海道の音楽活動の場を守る活動も予定されている。

 ◆札幌市民会館 最後の日 31日午後6時開場、同7時開演。当日はさまざまなアーティストのバックを、全国から駆けつけた「HALL AID BAND」が務める。チケットは7日発売開始で全席指定7350円。問い合わせはウエス=電話011・614・9999へ。

 ◆札幌市民会館 3月いっぱいで閉館となる。新たな会館について、札幌市では「再開発地区内の北1西1にオフィスビルなど民間機能も持つ複合施設として建設予定」とするが、完成までは7、8年かかる見込み。現会館跡地に民間企業が建設する暫定ホール(10月着工、08年10月利用開始)は、札幌市が代替施設としてリースで確保する。

[2007年1月6日9時20分 紙面から]


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