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札幌が逆転で今季初の連勝飾る/J2

- O・Gを誘ったシュートを放ったFWフッキは両手の人さし指を突き上げた
<J2:札幌2-1神戸>◇第8節◇8日◇神戸ウ
運も実力のうち-。コンサドーレ札幌が2-1で神戸を下し、今季初の連勝を逆転で飾った。0-1で迎えた後半17分、FW相川進也(22)のゴールで同点。同33分にはFWフッキ(19)の角度のないところからのシュートがオウンゴールを誘い、逆転した。ラッキーなゴールではあるが、これも攻めの姿勢を貫いたから生まれたもの。白星が1つ先行し、ようやく札幌にエンジンがかかってきた。
激戦に終止符を打ったのは運? だった。1-1で迎えた後半33分。MF西谷のシュートのこぼれ球にFWフッキが反応し、左足シュート。勢いあるボールは神戸DF丹羽のクリアミスを誘った。予想だにしないオウンゴール。運を味方にした19歳のエースは、天に人さし指を突き上げ、神に感謝した。「あとからオウンゴールと知ってショックだったけど、チームが勝てたことが一番」と今季初の連勝を喜んだ。
偶然ではない。必然の逆転だった。後半10分、まず柳下監督が攻撃力のあるMF西谷投入で手を打った。後半17分、その西谷のスルーパスからFW相川が2戦連続となる同点弾。後半22分には、MF砂川、フッキが中央で連続ミドルシュートを放つなど攻め続け、神戸をジワジワと追い詰めていった。後半だけでシュート数は12本。最後まで攻め続ける姿勢があればこそ、幸運なゴールが生まれた。
今季、札幌には終盤の粘り強さがある。昨季の時間帯別失点では後半30分以降の失点がJ2最多で19失点。逆に得点は9得点の7番目と、リーグ順位の6位よりも下回った。しかし、今季のラスト15分の得点は東京V(6得点)に続く、リーグ2位の4ゴール。集中力は最後まで途切れない。神戸のバクスター監督は「相手のハードワークで苦しみ、選手はゲームに集中できなかった」と脱帽した。
J1からの降格クラブに逆転し、チームはまた白星を先行させた。MF大塚は「逆転は自信になる。気持ちを新たにし、冷静になって、謙虚な気持ちで次戦に向かいたい」と言う。順位はジワリと5位に浮上。もう後退はしない。このまま突き進む。【長島一浩】
[2006年4月9日8時6分 紙面から]
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