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札幌不発で6年ぶり4連勝お預け/J2

後半39分、フリーのシュートをはずし天を仰ぐMF関(右)。左はFW石井
後半39分、フリーのシュートをはずし天を仰ぐMF関(右)。左はFW石井

<J2:札幌0-0徳島>◇第10節◇18日◇鳴門

 札幌不発で小休止-。コンサドーレ札幌がアウエーで徳島に0-0で引き分けた。試合序盤の決定的チャンスでことごとくゴールを外し、ここ3試合で大量9得点を奪った攻撃陣は不発に終わった。勝てば6年ぶりの4連勝だったが、スコアレスドローで足踏みした。順位は5位に落ちたが、首位柏、2位東京Vがいずれも敗れ、次節のホーム柏戦で首位浮上の目が出てきた。

 決めるべきときに決めないとこうなってしまう。そんな典型的な試合だった。前半1分、MF砂川の左サイドからのゴロのクロスに、FW相川の左足が空を切った。その3分後、今度はMF芳賀が右サイドを突破し、フリーで放ったシュートはバーに直撃。跳ね返りをMF砂川が無人のゴール目掛け、ヘッドするも右にそれた。柳下監督は「2度のビッグチャンスをつぶしたら、どうしようもない」と振り返った。

 イライラが募り、悪い流れが足かせになった。この試合、シュート数は17本。3試合で3シーズンぶりの大量9得点を生んだ攻撃力は、最後の詰めが甘かった。ペナルティーエリア付近までは攻めながら、ラストパス、シュートミスを繰り返し、自滅した。MF芳賀は「足が止まっている。入れなきゃいけないところで外したら、こうなる」と反省しきりだった。

 まさかの敗戦を喫した3月21日、愛媛戦(1-2)と同じ状況だった。ボールを使った練習は1日のみ。中2日の強行軍で、前日17日に飛行機での乗り継ぎ移動を今回も余儀なくされた。柳下監督は「多少の疲れもあり、動きだしも遅く、イージーミスが多かった」と指摘した。

 それでも勝ち点1は得た。今季初の引き分けで5位に落ちたが、上位2チームが敗れ、首位柏との勝ち点差は3に縮めた。次節、その柏とホーム函館で対戦。勝てばJ1に昇格した00年以来、6年ぶりの首位浮上の可能性もある。MF大塚は「今日負けたわけじゃない。ポジティブにプラスと考え、気持ちを入れ替えたい」と話した。この勝ち点1が、長いシーズンの最後に生きてくるかもしれない。【長島一浩】

[2006年4月19日8時50分 紙面から]

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