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J2札幌が新得町サッカー強化をアシスト

 コンサドーレ札幌がサッカーで町おこしをする。札幌を運営する北海道フットボールクラブが新得町教育委員会と提携を結び、同町のサッカー強化に協力していくことが20日までに分かった。クラブから専任コーチを定期的に派遣。早ければ今月中にも正式契約の運びとなる。

 この計画は同町からの打診を受けたクラブが、昨年11月から検討していた。日本サッカー協会公認指導者資格を持つクラブのコーチらを週に3~4度、同町へ派遣。子供から新得高サッカー部まで、一貫教育で指導する。クラブの児玉芳明社長(69)は「スポーツで町の活性化につながればうれしい。道東のサッカーを一緒に盛り上げられれば」と意欲的だ。

 町内のサホロリバーサイドスポーツ公園に芝のサッカー場があり、ハード面はそろっている。同町教育委員会では、クラブと契約を結ぶため、すでに約420万円の予算を計上。最終的には新得高のレベルアップを図る。そのため、札幌ユースへの練習参加、合同トレーニングなども計画されている。同町の佐々木裕二教育長(57)は「まだ10人ぐらいの部員数だが、将来的にサッカーで有名な選手を出したい」と話す。

 クラブ側でも同町を拠点に、道東へ進出する意向を持つ。北海道をホームタウンとするチームにとって、1つの自治体、高校に肩入れすることは、道義的な問題をはらんでいるが、Jクラブとしては画期的な第1歩になることは間違いない。

 ◆札幌の町おこし 01年から「ジュニアサッカースクール」を開始した。週1度の活動を基本に、札幌市東区にあるコンサドーレ札幌東雁来グラウンドで行われている。全道の各市町村でも定期的にサッカー教室を開催。札幌ユース以外では04年4月に旭川U-15が発足。06年には道教大函館と提携し、函館に定期的にコーチングスタッフを派遣し、小中学生を指導している。

[2006年4月21日8時52分 紙面から]

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