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J2札幌MF大塚が「憎まれ役」買いカツ

全体練習後、FWフッキと柳下監督を交えて話をするMF大塚(左から2番目)
全体練習後、FWフッキと柳下監督を交えて話をするMF大塚(左から2番目)

 コンサドーレ札幌のMF大塚真司(30)が、「憎まれ役」を買って出る。3日仙台戦で右肩鎖関節を脱臼したがほぼ回復し、明日14日の神戸戦(札幌厚別)で、2試合ぶりに先発することが濃厚だ。12日の練習では、同僚に激しく罵声(ばせい)を浴びせ、発奮を促した。ここ5試合で2分け3敗と低迷するチームに闘争心を植え付ける。

 大塚の怒声が、札幌ドームのサブグラウンドに響き渡った。紅白戦で、1対1の場面から簡単に倒れたFWフッキに対し「リベンジしろよ」とゲキ。口論になると「うるせえよ。ばか。もう出ていけ」と容赦なく責め立てた。選手間では珍しい激しいやりとり。大塚なりの思惑があった。「もっともっと周りも声を出し、パスなどを要求してもいいと思う」。厳しさを前面に出すことでプレーに緊張感をもたらす効果をにらんでのものだった。

 大塚不在の6日の水戸戦では、今季最多の3失点を喫した。MF鈴木は「大塚さんがいない影響はあった。感情をむき出しにしたプレーは、チームをピリッとさせ、DFラインも引き締まる」と、厳しさを受け止める。柳下監督も「試合中、今日みたいなことがあってもいい」と“けんか”容認の構えだ。6試合ぶりの白星へ、チーム内での遠慮は一切捨て去る。【長島一浩】

[2006年5月13日8時48分 紙面から]

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