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J2札幌サポーター3者会談で厳しい意見

- スタンドにはJ2札幌・柳下監督へのメッセージ横断幕(撮影・黒川智章)
コンサドーレ札幌と愛媛との11日の試合後に、異例の「3者会談」が開かれた。サポーター、クラブ、強化部の代表者が、札幌ドーム内でチームのビジョンなどについて意見交換を行った。来季で5年連続J2での戦いになることで、サポーターからは厳しい意見が相次いだ。
異様な雰囲気だった。来季方針を説明した札幌の城福強化部長に、参加したサポーターから厳しい意見が相次いだ。「選手は練習態度、技術とか3年やっても身に付いていない」「プロのレベルではなく、大学生サッカーだ」。この日、48節初日を終えた時点で7位。危機感を募らせた声が上がるのは必然だった。
サポーター約200人、クラブの門脇徹常務取締役、強化部の城福強化部長、立場は違う「3者」が札幌ドームに集まった。午後6時から始まり、1時間20分以上続いた。サポーターが9月末、クラブ側に要請し、児玉芳明社長が受諾して実現した会合。城福強化部長はサポーターに対して「金銭的には厳しいが、来年もJ1昇格を目指す。サッカーのスタイルも変えない」と伝えた。
来季はクラブ予算の削減が必至で、トップチーム運営費は今季より1億減の約4億円前後。選手の人数は25~27人態勢になる見込みだ。約2000万円の運営費がかかるサテライトリーグ参加も厳しい状態にある。育てながらの強化を目指す「5段階計画」とは相いれない点もある。あるサポーターは「内容と結果、どちらを求めればいいのか揺れる気持ちはある」と話した。
この日、札幌ドームのサポーター席の上方には「ヤンツー殿来年も頼む」と“続投”を訴える横断幕もあった。会合後に柳下監督の去就について質問を受けた城福強化部長は「(3年間で)結果は出せなかった。(柳下監督に)チームの方向性などを伝え、話し合ってから決めたい」とだけ話した。【長島一浩】
[2006年11月12日8時29分 紙面から]
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