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J2札幌がフッキ流出へ、代役も手探り

- ゴール前で相手DFと競り合うFWフッキ
コンサドーレ札幌のFWフッキ(20)の他クラブ移籍が18日、確実になった。フッキは現在、得点ランク2位と活躍し、複数のJクラブから興味を示されるなど、評価は急上昇。クラブは契約更新を求めていたが、年俸の高騰などから城福敬強化部長(49)はこの日「残留は難しい」と話し、残留断念を示唆した。来季を見据え、クラブはブラジルのブラジリエンセに所属するFWジョジエル(26)の獲得に乗り出している。
フッキが1年限りでチームを去ることになりそうだ。18日のアウエー水戸戦終了後。城福強化部長は報道陣から去就問題を問われ「今日のゲームを見ていると他の選手とフィットしてきているし、フッキみたいな選手は来季も残ってもらいたい。だけど、お金がね…。実際(残留は)難しい」と明かした。札幌はこれまで残留を求めていたが、事実上の「白旗」を上げた。
フッキは現在得点ランク2位の24点を挙げ、チームをけん引した。同時に東京Vが獲得に乗り出すなど、複数のJクラブが興味を示している。所有権を持つ川崎Fがフッキの年俸を引き上げれば、移籍金も高騰し、札幌が支払える「限界値」の5000万円以上(年俸+移籍金)となることは必至。児玉芳明社長は「一定の金額を超えたらそれ以上は難しい。プラスで出せない」と話し、金銭面での争いとなれば、獲得合戦からの撤退を余儀なくされる。現状で流出は避けられない状況だ。
強化部もすでにフッキの移籍を視野に入れている。担当者がブラジルに渡り、ブラジル全国選手権2部のブラジリエンセに所属するFWジョジエルと水面下で交渉中。城福強化部長は「手探りの状態だが、お金の範囲内で(DFではなく)まずはFW」と言う。来季のトップチームの運営費は今季より1億円減の4億円前後。当初はJリーグで結果を残している外国人獲得を狙っていたが、予算がネックとなり、日本での経験がない選手の獲得という「ギャンブル」をせざるを得ない状況だ。
◆ジョジエル 本名ジョジエル・ダ・ロシャイ。1980年8月7日、リオ・グランデ・ド・スル州ロデイオ・ボニート生まれ。インテル・デ・サンタマリア-サン・ジョゼ・ダ・カショエイラ-ジュベントゥージを経てブラジル全国選手権2部のブラジリエンセへ。今季は同選手権で現在6得点。181センチ、78キロ。
[2006年11月19日8時56分 紙面から]
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