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J2札幌の新10番ダヴィがチームに合流

練習後、報道陣の質問に笑顔で応えるFWダヴィ(右手前)
練習後、報道陣の質問に笑顔で応えるFWダヴィ(右手前)

 コンサドーレ札幌への加入が内定しているブラジル人FWダヴィ(22)とMFカウエ(20)が24日、沖縄キャンプ中のチームに合流した。ダヴィは185センチ、83キロと、がっしりした体格。母国のビトーリア在籍時もポストプレーを評価されており、昨季の札幌に欠けていた「ターゲットマン」としての役割も担ってくれそうだ。攻守に万能型とされるMFカウエはボランチで、相手攻撃の芽を摘みとる1つ目の防波堤と期待される。2選手とも近日中にクラブと正式契約を結ぶ予定。

 ダヴィには早くも札幌でプレーする自身のイメージがあるようだった。チーム練習に合流したこの日は、午前は欠席し、午後もランニングなど軽いメニュー。練習の合間はチームメートとなる選手たちの姿を追った。サイド攻撃でクロスからのヘディングでゴールネットを揺らした際はMFカウエを見つめ、笑顔でうなづいた。早くボールが蹴りたい。練習後はチームに溶け込もうと三浦俊也監督(43)らとゴール運びを手伝った。

 ダヴィ「目標は1つしかない。チームとして1つになって、チームを1部(J1)に昇格させる。フッキの話は聞いている。チームのために全力を出していた選手。自分も目標に向かって、責任を持ってプレーしたい」

 東京Vに移籍したフッキの背番号「10」を引き継ぐが、もちろんプレースタイルは違う。ダヴィ獲得を決めた三上強化部長は「スペースがあるときの動きの幅はフッキより上。ゴール前の強さも上。周りを生かせるが、自身もブラジルでは2試合で1得点のペースで取っていた」と説明する。

 昨季の札幌に欠けていた攻撃パターンを生み出す。「パワーが特長。ジャンプ力、ヘディングを見てほしい」。高さでは身長186センチのFW中山が似ているが、決定力は上と期待される。「ポストプレーのFWかなあと思う」と三浦監督。柳下前監督時代はパスサッカーの「速さ」が特長だったが、今季は「速さ」にサイドからクロスを入れる「高さ」の攻撃が加わりそうだ。

 まじめで練習熱心な姿勢を持つ。昨年12月中旬まで母国で試合をこなし、年末年始もオフ返上で調整してきた。沖縄までの移動時間は、カウエとともに日本語の入門書を読み、「ありがとう」「大丈夫です」「こんにちは」などをマスター。札幌では日本語を勉強するための講座通いも考えている。ピッチ外でも、チームに新風を吹き込んでくれそうだ。【長島一浩】

[2007年1月25日9時15分 紙面から]

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