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J2札幌の「紳士」三浦監督が鬼軍曹に

- 実戦練習で選手のプレーに注文をつけるJ2札幌・三浦監督(右)
俊ちゃんは、怖かった!? コンサドーレ札幌の三浦俊也監督(43)が沖縄キャンプ6日目の27日、鬼軍曹になった。2日連続の朝練習を敢行し、開始時間は前日より30分早い午前6時。午後の戦術練習では、おとなしい選手たちに“暴言”を吐き、カミナリを落としまくった。合宿前はクールで紳士的な一面を見せていたが、合宿中はひげもそらず「イメチェン」した?
ハッとしていたらコラッ! と三浦監督のカミナリが落ちていた。午後練習のミニゲーム中、MF川崎の小声のコーチングでDF陣がゴール前でピンチを招いたときだった。「聞こえねえよ。あ!? 試合中は人が入ってんだぞ。みんなが聞こえる声を出せ!」。怒声を発し、ピッチは静まり返った。「吉瀬、頭使えよ!」「(岡田に対して)何で、ここにいるの!?」など、カミナリを落としまくった。
怒声だけでは収まらない。この日は2日連続の朝練習を敢行した。開始時間は前日より30分早い午前6時。選手たちは真っ暗な陸上競技場をジョギングした。前日夜に開始時間を告げられた選手は驚くしかなかった。ある選手は「眠いっす。つらい」と思わず弱音を吐いてしまうほど。それでもほとんどの選手が午前5時30分には起床。遅刻者はゼロだった。三浦監督は「(朝食から)昼(昼飯)まで短いと、あまり飯が食えないので」と理由を説明した。
わずか1週間でジェントルマンから野武士のような風ぼうに変わっていた。5日の就任会見、21日のファン感謝イベントではチームカラーの赤黒のネクタイを着用し、スーツ姿。立ち振る舞いもスマートだった。しかし、今は顔はこんがり日に焼け、ひげもそっていない。ピッチ内では、まるで「別人」のような姿勢を見せている。
選手の意識改革を促すため、あえて厳しくしている。キャンプ中、5クラブに在籍したMF西谷に札幌の印象を聞いたことがある。「レッズは負けず嫌い。札幌はおとなしすぎる」と返答された。この日、報道陣に「どうして、おとなしいの?」と逆質問するほど気に掛かった。「もっと(選手同士で)闘ってもいいと思う。言っていくしかない」。鬼軍曹となって、チームを闘う集団に変ぼうさせていく。【長島一浩】
[2007年1月28日8時55分 紙面から]
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