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J2札幌が“守”役不在の危機に

- 右太ももを押さえ、険しい表情で全体練習から外れたJ2札幌DF西沢(中央)
コンサドーレ札幌の4バックが危機に立たされた。DF西沢淳二(33)が21日、右太ももを痛めて練習を途中でリタイアした。23日のアウエー湘南戦の出場は微妙な状況となった。19日の水戸戦で腰を痛め、最低3試合の欠場が濃厚となったブルーノ・クアドロス(30)に代わりセンターバックに入る予定だったが、早くも構想は崩れる格好に。今季はサイドバックしか務めていない池内友彦(29)を配置する、苦肉の策で乗り切らざるを得ない苦境に陥った。
突然だった。西沢が攻撃の戦術練習で右太ももに痛みを訴え、険しい表情で全体練習から外れた。トレーナーと状況を確認し、練習を途中で切り上げた。19日の水戸戦から違和感があり、ボールを蹴るときに痛みが生じていた。西沢は「(湘南戦は)何とも言えない。試合には出たいが…」と無念そうに口にした。三浦監督は「明日(22日)を見て」と含みは持たせたものの、出場は厳しい状況となった。
守備の要ブルーノは水戸戦で腰を痛め、トレーナーらによると、6月2日京都戦まで最低3試合の出場は絶望の状況。C大阪時代の昨年9月、第3腰椎(ようつい)横突起骨折で長期離脱したように、腰は1度痛めている古傷だけに、さらに長引く可能性もある。苦しい状況も、センターバックが本職の西沢が入ることで問題はクリアされるはずだった。
しかしそのプランは早くもままならなくなった。そのため、池内が今季初めてセンターバックを任せられることが濃厚となった。サイドバックには今季途中出場1試合のみのDF吉瀬が入る見込み。4人の組み合わせは今季初。コンビネーションなどは22日の練習で確認するだけと、ほぼぶっつけで臨まざるを得ない。三浦監督は「1、2試合ならば影響はないが」と話すが、その願い通りになる保証はない。
14試合出場のブルーノに続き、13試合出場の西沢と、DFの中心2人に続いたアクシデント。リーグ最少8失点、3試合連続完封を続ける4バックが危機に立たされた。【長島一浩】
[2007年5月22日9時17分 紙面から]
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