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J2首位札幌に頼れる守護神が帰ってくる

- シュートを止めるJ2札幌GK高木
守護神が帰ってくる。コンサドーレ札幌のGK高木貴弘(24)が、10日のアウエー鳥栖戦で2試合ぶりに先発出場する。2日のホーム京都戦は腰痛で離脱したが、プロ2年目の02年に「ぎっくり腰」を発症して以来、地道な対策を行ってきた積み重ねが、早期回復をもたらした。4試合ぶりに守備陣のベストメンバーがそろう今回、今季13度目の零封を目指す。
札幌の守護神が復活した。腰を痛めていた高木が8日、紅白戦の主力メンバーでプレーした。全体練習後にはFW中山、石井から50本以上のシュートを浴びたが、問題なかった。「動ける。試合に出たい」と笑顔で手応えを口にした。7日には「何とも言えない」と心配していた三浦監督も「今週は練習をやっていたので大丈夫。プレーも変わっていない。問題ない」と2試合ぶり出場に太鼓判を押した。
持病の腰痛悪化のため、1日に離脱。2日の京都戦は欠場し、昨季所属した草津時代から続く連続フル出場記録は、65試合で止まった。「チームは(京都戦を)勝ったけど、出ていないから悔しかった」。歯がゆい思いは10日の鳥栖戦にぶつけるつもりでいる。
当初の見込みでは、最悪3試合程度の欠場の可能性もあった。短期間で驚異的な回復力を見せた裏には、地道な努力があった。プロ2年目の02年の市原時代にぎっくり腰を発症。針やおきゅうなど試したが完治せず、この年に手術を行い、3カ月以上離脱した。04年の大宮時代にも再発した。それからはほぼ毎日、練習後に腹筋と背筋を60回以上行い鍛えた。飛行機移動の時は両隣が空いている席を選択し、負担を軽くした。昨年は両親から腰痛が軽減される高級ベッドをもらった。遠征時のホテルでは湿布を張って眠るなど、気を使ってきた。
高木の復帰で守備陣はDF西嶋、ブルーノ・クアドロス、曽田、西沢とベストメンバーが4試合ぶりにそろう。今季11度の組み合わせで8勝2分け1敗と好成績を残す布陣となるが、DF西沢は「やってみないと分からない」と気を引き締めるよう、慢心はない。おごることなく、必死で7連勝を目指す。【長島一浩】
[2007年6月9日9時11分 紙面から]
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