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J2札幌が真の首位へ勝ち点を上方修正

- 鬼ごっこで盛り上がる札幌の選手たち
コンサドーレ札幌の三浦俊也監督(43)が12日、第2クール終了時の目標勝ち点を45から55に上方修正した。前節鳥栖戦を終えた時点で目標をクリアしたため、13日愛媛戦からの5試合で3勝1分け1敗以上というハードルを新たに設定した。チームは反則数が19試合で388とリーグ最多。常に高い目標を目指すことで選手を引き締め、ありがたくない「裏の首位」は返上、「真の首位」を突っ走る。
新しいハードルを突き付けた。11日夜に熊本合宿に合流した三浦監督は、愛媛戦前日の12日、第2クール終了時の目標について言及した。
三浦監督「まだ選手には言っていないけど、5試合(の中)で貯金を取れたら。(第2クール全勝の)60? 非現実的だね。あと10ポイントを取れればいいのかな」
現時点の勝ち点は45、シーズン前の目標をクリアしている。そのため、第2クールの残る5試合で10プラスした55へ修正した。勝敗にすると3勝1分け1敗。第2クール7戦全勝で首位を独走しているが、2位グループをさらに突き放す構えだ。
気を緩められない理由がある。札幌は現在、得点はリーグ5位タイの27、失点は最少の10と「よい子」だが、反則数はリーグ最多の388回と「悪い子」。三浦監督は「鳥栖戦や福岡戦がそうだったけど、相手の選手から『首位を倒してやろう』というやる気が感じられた。今後は毎回そうなってくるし、弱みを見せないようにしたい」と説明した。
反則や警告でイライラを募らせる→ファウルがさらに増える→警告累積で出場停止が増えたり、退場者が出て自滅…、そんな悪循環はごめんだ。警告も2日京都戦で4枚、前節鳥栖戦では今季最多の5枚と、白星を重ねるごとに増えているだけに、選手も意識する必要がある。警告累積3で出場停止に“リーチ”がかかっているFW中山は「愛媛の暑さは大変ですけど、頭を冷やしてやれれば。ファウルは相手にチャンスを与える。ないほうがいい」と話した。
だからこそ、12位に低迷する愛媛には勝たなければならない。首位の札幌が慌ててはいけない。反則を減らし、警告を受けない、そんな謙虚で礼儀正しい「よい子」に変身すれば、さらに目標達成は確実なものとなる。【長島一浩】
[2007年6月13日9時41分 紙面から]
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