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ユニホームの胸ロゴ「白い恋人」消える?

胸に「白い恋人」の文字を入れている札幌
胸に「白い恋人」の文字を入れている札幌

 チョコレート菓子「白い恋人」の賞味期限改ざん問題で16日、製造・販売元の石屋製菓(本社・札幌)をメーンスポンサーにするJ2コンサドーレ札幌も対応に追われた。この日、「白い恋人」の賞味期限を1~2カ月延ばす改ざん行為を会社ぐるみで96年から行っていたことが判明。新たな不祥事にクラブでは、ユニホームの胸ロゴ「白い恋人」を外すことを含め、協議していくことになりそうだ。

 スポンサーの石屋製菓で新たな不祥事が明らかになり、札幌の運営会社北海道フットボールクラブでも波紋が広がった。石水勲社長(63)がこの日午前、「白い恋人」の賞味期限改ざんを過去11年にわたり、日常的に行っていたことを明らかにした。その後、札幌市内のクラブ事務所には苦情の電話が入り、スタッフは情報収集に追われた。

 クラブ幹部は寝耳に水の出来事にショックを隠しきれなかった。不祥事が発覚した15日の時点で、スポンサー契約を継続していく構えだったが、石水社長が改ざんを把握していたことが分かり、事態はさらに悪化した。クラブの児玉芳明社長(70)は「残念です。事実確認をした上で対応したい」と苦渋の表情で話した。

 札幌のユニホームには胸に「白い恋人」のロゴが入っており、今後は周囲の状況をみながら、それを取り外すかを協議していくことになりそうだ。札幌は札幌市と北海道から補助金を受けていることもあり、児玉社長は「クラブは公的資金が導入されている。石屋製菓さんがスポンサーについていいかは、考えなければならない」と言う。しかし、新たにロゴなしのユニホームをつくるには約1カ月かかり、費用も札幌負担となることから、この日の京都戦は胸のロゴはつけたままで試合をした。

 札幌が石屋製菓と簡単に契約解除できない理由もある。スポンサー料は推定約1億円で2番目の株主。石水社長はクラブ取締役で、96年のチーム創設から携わっている中興の祖でもある。札幌市内の練習場も約2000万円で借り受けている。石屋製菓の撤退は、チーム存続の危機につながるだけに、クラブでも慎重にならざるを得ないのが実情だ。石水社長は23日に予定されているクラブの取締役会に進退伺を提出する意向だが、「スポンサーは変わらずやっていきます」と話している。

[2007年8月17日9時48分 紙面から]

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