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J2札幌ピンチ!道が補助金打ち切りへ

取締役会を終え、記者会見する児玉社長
取締役会を終え、記者会見する児玉社長

 コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)が23日、札幌市内のクラブ事務所で定例取締役会を行った。07年度の中間決算は予算マイナス4000万円の約1億8000万円の赤字。チームは首位を走っているが観客動員が伸び悩み、興行収入が予算マイナス2000万円の1億8000万円だった。

 中間決算には北海道や札幌市からの補助金1億8600万円が含まれておらず、後半戦はJ1昇格争いが激しくなり、興行収入や販売収入が増えることが予想される。児玉社長は「経費の削減など努力はしている。当初予算は達成できる」と今年度予算の収入13億7000万円強、支出13億6000万円強で単年度黒字850万円達成は可能との見解を示した。

 ただし、メーンスポンサー石屋製菓の来季契約延長問題に続いて、不安材料もある。03年から継続していた道の補助金(毎年度9600万円)が、07年度限りで打ち切られることが確実になった。札幌市からの補助金9000万円も来年度から減額の可能性が高い。佐藤取締役は「経営的には大変」と言う。来年3月31日には道からの借入金5億円の返済期限を迎えるが、クラブ側は支払期限の延長などを今後、協議する方向でいる。

 来季J1に昇格した場合の支出は、クラブ運営費が今年度4億円増の16億円、トップチーム人件費は2億7000万円増の8億円を見込み、収入も興行収入や広告収入で1・3~1・5倍と予定している。苦しい経営面を下支えする意味からも「来年も厳しいが、J1に上がってほしい」(門脇常務取締役)が本音のようだ。

[2007年8月24日9時19分 紙面から]

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