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札幌惨敗!今季初3戦勝ち星なし/J2

あいさつする札幌の選手たち。怒ったサポーターから投げられたサンダルが
あいさつする札幌の選手たち。怒ったサポーターから投げられたサンダルが

<J2:徳島3-0札幌>◇5日◇鳴門

 今季最大の屈辱だった。コンサドーレ札幌が、12位の徳島に、今季ワースト得点差の0-3と大敗した。開幕の京都戦以来の完封負けで、4月15日水戸戦から続いていた連続試合得点も、27で止まった。さらに今季初の3戦連続勝ち星なしと、暗い記録が並ぶ敗戦となった。第3クールは勝ち点21で終了し、1クールの目標勝ち点22~23に、今季初めて届かなかった。首位独走は変わらないが、第4クールへ向け、小さな不安要素が生まれた。

 試合終了と同時に、三浦監督は足早に控室へと向かった。指揮官が去ったグラウンドには、一部の興奮したサポーターからサンダルを投げ込まれた。今年の札幌にはなかった光景が、屈辱的敗戦を物語っていた。「結果はふがいない。チームの本当の実力がまだないと言える。昇格レースはそんなに甘くない」。自らが掲げた1クールの目標勝ち点22~23に届かない21で第3クールが終わり、三浦監督は厳しい言葉を並べた。

 前半18分にPKの好機を得るも、MF西谷が今季5度目で初めて失敗した。「完全に止められました。相手の方が上だった」。先制機を逃すと、徐々に雲行きは怪しくなっていった。同29分、シュートのこぼれ球を片岡に押し込まれて先制を許すと、後半35分、37分に立て続けに失点。今季最大得点差の3点差をつけられ、開幕戦以来の完封負け。連続試合得点も27で止まった。

 第3クール終盤は、最下位の水戸と12位の徳島に敗れ、10位の愛媛に引き分けと失速。3試合勝利から遠ざかるのも今年初めてのことになる。DF曽田は「流れを引き寄せられなかった」と唇をかんだ。

 11日間で4戦をこなした過密日程が響いていることは否めない。今季は堅守を誇ってきたが、ここ5試合で8失点。その理由を三浦監督は「自分たちの問題」ととらえる。「センターバックがヘディングで競り負けたら、試合にも負ける」。安定感抜群だったDFラインが、蓄積された疲労の影響で前半戦のような守備ができなくなっているのは確かだ。

 順風満帆な航海から一転、進みが緩んできた三浦号だが、幸いにも港に寄って立て直す時間がある。次節のホーム仙台戦は10日後。曽田は「まだアドバンテージはある。100%順調なシーズンなんてないし、みんなで乗り越えていけばいい」と前を向いた。首位を走る状況は変わらない。進路の先には、昇格という晴れ間が、まだはっきりとのぞいている。【本間翼】

[2007年9月6日9時39分 紙面から]

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