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J2札幌・三浦監督が「ばくち」を打つ

- 戦術練習でMF大塚を徹底的にマークするMF鄭
コンサドーレ札幌の三浦俊也監督(44)が、破たんしている守りの立て直しへ「ばくち」を打つ!? 26日山形戦(札幌厚別公園競技場)で、横浜FCから2週間前に加入したMF鄭容台(29)を移籍後初めて先発起用する可能性が高くなった。ここ5試合1分け4敗で、その間10失点。負ければ首位陥落もあり得る次節は、大胆な作戦を取る。
24日、今季初めて試合2日前に緊急ミーティングを実施した。練習前に3連敗となった湘南戦のビデオを見ながら守備を中心に約40分間「ダメ出し」を連発。自陣のスローインでのマーク確認、DFラインとMF陣の間に入ったボールの処理など細かく指摘した。「いい守備をしていないから、いい攻撃もできない」。5試合でわずか2得点の攻撃力アップは、守備の立て直しなくしてはままならない。今季の原点「堅守」を取り戻す。
三浦監督が救世主に指名したのが鄭だ。ミーティング後の戦術練習では、ボランチの位置で鄭を芳賀、大塚と交互に組ませてテストした。13日に合流したばかり。連係ミスの不安は抱えるが、豊富な運動量に加え、今季出場機会に恵まれなかった飢餓感もある。三浦監督は「とにかく新しい選手だし、積極的。レベル的にはレギュラーに近い選手」とチームの起爆剤と考えている。
昨季は横浜FCで44試合に出場し、J1昇格に貢献した鄭の起用を周囲も歓迎する。DF西嶋は「一緒の実戦経験はないけれど、しっかりまとめてくれる。声を出しているし、信頼している」と期待を寄せた。鄭がJ1昇格の「切り札」になるか-。答えは26日に分かる。【長島一浩】
[2007年9月25日9時39分 紙面から]
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