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J2札幌FWダビ残留へ、完全移籍も視野

- 練習で軽快な動きを見せるFWダビ
コンサドーレ札幌がFWダビ(23)を来季残留させる可能性が高いことが1日、分かった。今季加入したダビはJ2得点ランク6位の15得点を奪い、点取り屋としてチームを引っ張ったことが評価につながった。推定500万円の低年俸にしてはコストパフォーマンスが高く、日本のサッカーにもなじみつつあり、伸びしろも見込める。クラブ側は保有権を得る完全移籍での獲得も視野に入れている。
札幌のエースストライカーは、来季チーム残留が濃厚になった。三上強化部長はこの日、「コストパフォーマンス的には、よくやっている」と評価した上で「J1でやるのはまだまだな部分があるが、この1年とても伸びた。まだまだ伸びる要素はある」と期待を口にした。
来日1年目でまずまずの結果を残したことが評価につながった。出場36試合で15得点はチーム得点王、J2得点ランクでも6位につける。期限付き移籍でもあり、年俸500万円(推定)に過ぎないが、J2上位をキープする原動力となっている。現時点では来季J1に昇格した場合のメンバーに入る可能性が高くなっている。
契約を結ぶ上で障害はない。ダビの保有権を持つビトーリアと札幌は業務提携を結んでおり、優先交渉権を持つ。契約延長を申し込んだことを前提とした2年目の年俸も、既に決まっている。三上強化部長は「パス(保有権)を買うのも選択肢にある」と完全移籍での獲得も視野に入れる。その場合でも移籍金は50万ドル(5750万円、推定)と、ネックとなる金額ではない。
過去に札幌で結果を残した外国人選手は、ほとんどが保有権を持たない期限付き移籍であり、活躍した翌シーズンは他クラブへ移籍してきた。J2を制した00年の得点王FWエメルソンは残留を要請したが、億単位の年俸希望額に開きがあった。昨季もFWフッキに期限付き延長を望んだが、残留資金として5000万以上を出すのは難しく、東京Vに「金銭勝負」で勝てなかった。
過去に何度も苦い経験をしてきた強化部だからこそ、今季はクラブ側に有利になるような交渉を進めてきた。ダビについては、J2大宮、甲府を経てG大阪と10年までの3年契約を結んだFWバレーのように長期的戦力になり得る可能性もある。来季も外国人選手は3人以上の体制とするのは確実。「計算できる戦力」と判断したダビとは、シーズン終了後、本格的な交渉に入る。
◆ダビ 1984年3月10日、ブラジル生まれ。4歳からサッカーを始める。17歳でセアラに入団しアラングアペ-イピタンガ-ビトーリア-ピアウイ(いずれもブラジル)。好きな選手はインテルFWアドリアーノ。母国での愛称はCavalo(馬)。札幌では妻と2人暮らし。183センチ、80キロ。
[2007年11月2日9時40分 紙面から]
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