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札幌FWノナト、ぽっちゃりでも超まじめ

練習の合間に笑顔を見せる札幌FWノナト(右)
練習の合間に笑顔を見せる札幌FWノナト(右)

 【グアム22日=北尾洋徳】ぽっちゃりFWは優等生だった。コンサドーレ札幌の新外国人ノナト(28)が、22日のグアム合宿初日から「超」のつくまじめぶりを発揮した。午前練習では外国人勢ら6人1組の持久走で常にトップ争い。午後練習のサーキットトレーニングでも、最後に息を上がらせながら先頭に食らい付いた。昨季実績からスタメンが確実なFWダビ(23)の相棒となるべく、猛アピールだ。

 ぽっこりと出たメタボリック気味の腹を揺らし、ノナトは走りきった。グアム合宿初日。午前練習で最初のメニューとなった20分間持久走で、同組の新加入MFアルセウとトップ争いした。午後からのサーキットトレーニングでも、息を切らしながら歯を食いしばって走った。「ブラジルに気温も近くて気持ちよく走れた。できるだけ先頭に付いていこうと思っていた」。練習後はすがすがしい笑顔も見せた。

 決して「速さ」が売りのFWではない。ペナルティーエリア内で相手に体を寄せられてもシュートまで持ち込める「強さ」を買われた。それでも初日から足で猛アピールしたのは「日本のサッカーは速い。今までより良いコンディションに持っていかなければ通用しない」という危機感があるからだ。

 FWダビの相棒として、試される立場にあることも自覚している。16日に来日。翌17日からグアム出発まで、札幌でクラブ事務所、練習場から居住先のチェックなど心配事はすべて済ませた。5日間の日本滞在で時差ぼけも解消。オーバーウエート気味と練習不足が不安視されていたが、実は「(17日来道時に)11月28日のシーズン終了後に完全に休んだと言っていたが、暇な時間は走ったり体は動かしていた」。キャンプ初日に動ける体にしていた。

 この日、わずか4時間の睡眠で2部練習を乗り切ったのも、自身としては想定内。そんなノナトを三浦監督も「彼なりに頑張っていたのではないか」と認める一方、初来日の外国人選手がチームにフィットするまで時間がかかることも承知している。「ブラジル人が開幕戦に100%の状態で間に合うとは考えていない」。指揮官のお眼鏡にかない、合格点がもらえるよう、ノナトのアピールが始まった。

[2008年1月23日9時24分 紙面から]

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