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札幌三浦監督が新加入選手にスパルタ指導

8対8の試合形式の練習でMFMF岡本(右)とボールを競り合うDF平岡
8対8の試合形式の練習でMFMF岡本(右)とボールを競り合うDF平岡

 【グアム24日=北尾洋徳】コンサドーレ札幌の三浦俊也監督(44)が、新加入選手のために「特別講義」を行った。グアム合宿3日目のこの日、8対8の戦術練習に取り組んだ。新加入選手はすべて既存選手と組ませて配置。ともにプレーさせるとともに、新加入選手だけを名指しながら、細かな指示を繰り返した。札幌のスタイルを少しでも早く把握してもらうため、選手の戸惑いもよそに、スパルタ指導を貫いた。

 三浦監督の大声がピッチに何度も響き渡った。「マーカス(ディビッドソン)下がるな」。「吉弘、スペースに相手を入れるな」。「柴田、絶対に裏を抜かれるな」。言葉の矛先は常に新加入選手に向けられる。グアム合宿3日目、まだ札幌のスタイルをつかみ切れていない選手にも、容赦ない細かな指示が飛んだ。

 8人ずつに分けられたチームは、必ず新加入DFが1人は入るよう編成。1チームはゾーン、もう一方はマンツーマンディフェンスで戦うよう約束事も出された。三浦監督がどんなスタイルで今季を戦うのか、新加入選手などは把握できるような時期ではない。それを踏まえた上で「入り口でどれだけイメージできるか」と試した格好だ。

 当然、新加入選手は戸惑いを隠せなかった。吉弘は同じセンターバックの曽田に「ゾーンが分からなかった」と助言を求めた。柴田は「毎日頑張って早くやり方を覚えなくては」と危機感を募らせた。それだけに練習後は昨季までいた選手と話し、三浦スタイルの基礎についての理解を深めようとする選手も多くいた。1日でも早く札幌のスタイルを覚えてもらいたい。その序章、いきなりの“スパルタ指導”で、コミュニケーションを図って学ぶという成果は得られた。

 三浦監督は「最後の練習を最初にやったようなもの。分からないのは当たり前。昨季までいた選手でできていないのがいたくらいだから。反復が大事」と振り返った。いきなり難解な応用問題で幕を開けたが開幕までに明確な回答に導くべく基礎を積み重ねていく。

[2008年1月25日9時16分 紙面から]

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