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札幌スタイル一新、三浦&オシム融合攻撃

- 札幌FWダビはワンタッチでパスを出し、走り始める
【グアム27日=北尾洋徳】コンサドーレ札幌の08年版攻撃スタイルは三浦流とオシム流の融合だ。グアム合宿6日目となったこの日、ピッチの4分の1で1人2タッチ以内でパスをつなぐ練習を繰り返した。攻撃はカウンター主体となるが、昨季との最大の違いはロングボールを多用しないこと。これまでのカウンターに、オシム、岡田監督が日本代表で目指す「人もボールも動く」サッカーを味付けする新スタイルでゴールを狙う。
今季の札幌は三浦監督とオシム監督が融合した、新たなカウンターサッカーで勝負する。この日は4対4で、GKに戻したボールから攻撃を組み立てるカウンターの練習に時間を割いた。ピッチの4分の1を使い、狭いスペースで2タッチ以内でパスを出すことが徹底された。今季、三浦俊也監督(44)が目指す新たな攻撃スタイルへの狙いが明確に表れた練習だった。
三浦監督「今の世界的な流れだが、サッカーのレベルが上がると1人の(ボールへの)タッチ数が少なくなる。狭いスペースの中で、いかにタッチ数を少なくできるか」
元日本代表監督のオシム氏が目指した「人とボールが動くエレガントなサッカー」を取り入れる。昨季は最終ラインからロングボールを多用したが、三浦監督が「単調な攻撃が多かった」と話すようにJ1はそれだけでは勝てない。今季はMFアルセウが加入し、中盤にボールが収まるようになったことで、パスをつなぐ攻撃が可能になった。
三浦監督が「カウンターは大事」と話すように、素早く相手ゴール前までボールをつなぐ考えは昨季と同じ。しかし、今季は中身がまったく違う。MF藤田は「少ないタッチ数でできるだけ攻撃のアイデアを出していかないといけない」と言う。選手個々が考えなければ新カウンターは完成しない。練習中に三浦監督が繰り返し「アイデア」と叫ぶのも、そのためだ。
まだ2週間以上残るグアム合宿で完成度を高めていく。三浦監督は「攻撃が変わっていく。サッカー自体も変わっていく」と不敵に笑った。3月8日の開幕に向けて、札幌の攻撃が変ぼうを遂げようとしている。
[2008年1月28日9時2分 紙面から]
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