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札幌が開幕1カ月前に核失い出直し必至

 【グアム7日=北尾洋徳】コンサドーレ札幌が出直しを余儀なくされた。J1残留を狙う今季は、ここまでアルセウ中心のチームづくりを進めてきた。相手選手を厳しいマークでつぶす守備力の高さに加え、ボールキープ力と展開力にも優れる総合力の高さから、ボランチの位置から試合を組み立てられる存在として計算していた。グアム合宿でも、攻撃練習ではまずアルセウにボールを預けてから展開するのが常だったように、攻守の中心だった。

 三浦監督が「彼は試合に使う選手の1人として考えて獲得した。レギュラーの1人として考えていた」と振り返ったように、核として考えていた。同じボランチのMFディビッドソンが「ボールをキープができ、タメがつくれる選手」と評したように、昨季多く見られたロングボールでのカウンターという攻撃から、パスサッカーへの転換への、キーマンと考えられていた。

 その核を失った今、定位置争いは混沌(こんとん)としてきた。現時点でボランチは芳賀とディビッドソンが最有力。三浦監督は「(鄭)容台も、場合によっては西谷もボランチはできる」と話すが、西谷は左サイドハーフ、鄭は右サイドバックでの起用が有力。急きょ必要となった新外国人獲得も、当然即加入とはいかない。1カ月ほどで、一からチームづくりをやり直す必要性に迫られた。

[2008年2月8日9時29分 紙面から]

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