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札幌岡本が離脱者続出も皆勤で猛アピール

- FWノナト(右)とボールを奪い合う札幌MF岡本
【グアム10日=北尾洋徳】コンサドーレ札幌の2年目MF岡本賢明(19)がタフネスぶりを発揮し、レギュラー奪取をアピールしている。グアム合宿での故障者は10日時点で18人。特にサイドハーフは離脱者が多く、皆勤賞は岡本1人しかいない。初の練習試合となった1月29日Kリーグ仁川戦で“今季チーム初得点”を決め、2戦目から主力組に昇格した有望株。三浦俊也監督(44)の評価も上がっている。
右太もも裏にテーピングを施してはいたが、この日も岡本は最後までチームの練習メニューを消化した。グアム合宿も残り3日となり、疲労はピーク。「右太ももは張ってきていて、何もしないでやっているといきそう」と言うように体調は万全ではないが、「なるべく休みたくないから」。練習オフの午後は風呂とプールでじっくり疲れをほぐした。
術後リハビリ中のGK高木を含めると、今合宿中の故障者は参加29人中18人。あまりの多さに三浦監督も「暑くて無理(な動きが)できるからトラブルになっているのかな」と心配する。特にサイドハーフは誰かが復帰すれば、誰かが別メニュー調整となり全選手がそろったのは3日間しかない。ただ1人、岡本だけが「皆勤賞」を続けている。
プロ1年目だった昨季は、沖縄での1次キャンプ7日目に右足裏を痛めて離脱した。定位置確保を目指す今季は「けがだけは気をつけてやりたい」とアピール機会が失われるのを恐れていた。12月中旬から約3週間、母校ルーテル学院高で同期の神戸MF三原や後輩らと練習し、準備してきた。今合宿でも体重をチェックし、毎晩トレーナーの部屋に通うなど体のケアも怠らない。
1月29日仁川戦でゴールを決め、31日東京戦からの対J1・3連戦はいずれも主力組でプレー。三浦監督は「岡本は走るようになった。プロの1年間で守備意識が高くなった」と評価する。昨季の鹿島DF内田、G大阪DF安田、札幌MF藤田がそうだったように、高卒選手は2年目がより大事な年になる。1年目9試合2得点の岡本も、十分に理解している。「全試合出場が目標。とにかく、去年以上に満足できる成績を残したい」。安定感のある砂川、西谷や、勢いのある藤田、西らとの争いに割って入る構えだ。
[2008年2月11日9時1分 紙面から]
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