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札幌に思わぬ難敵!カラスの大群が出現

熊本県民総合運動公園内の遊歩道を我が物顔で歩くカラス
熊本県民総合運動公園内の遊歩道を我が物顔で歩くカラス

 札幌が思わぬ“難敵”に困惑している。コンサドーレ札幌が合宿を行っている熊本県民総合運動公園一帯に、カラスが大量発生している。選手からは「怖い」「気が散る」などと声が出ているよう、練習の思わぬ妨げになっている。

 カァ~カァ~…。午後練習終了が近づく午後5時半すぎになると、スタジアムの屋根、照明、周囲の送電線、電波塔に数千羽のカラスが集合する。異様な光景に、あるDFは「ちょっと気が散る。帰りに襲ってきたら怖いですね」と顔をしかめた。

 12月から3月にかけてユーラシア大陸から九州に飛来するミヤマガラスがその主。練習が行われている同運動公園は元来、留鳥のハシブト、ハシボソガラス2種の生息地域。ここに渡り鳥系のミヤマガラスが加わり、この時期は騒々しさが倍増する。

 19日の練習後には、ボールが1個紛失し、カラスの仕業かと疑われた。スタジアムの外に転がっているのを近所の子供が発見し難を逃れたが、チームスタッフも困惑気味だ。「より厳重に道具管理しないといけませんね」と被害防止へ細心の注意を払う構えだ。

 熊本市動物愛護センターでは「余計なちょっかいは出さないでください」と故意の接近を戒めている。さらに同センターはピッチ脇に置かれたドリンクボトルが「カラスが興味を持つ形状」と指摘。水分補給時に襲撃される可能性も否定しなかった。練習試合7戦未勝利と結果の出ない札幌だけに、これ以上の悩みはごめん。ただ自然界のことだけに、気をつけるしか手はなさそうだ。【永野高輔】

[2008年2月22日8時39分 紙面から]

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