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札幌に元名古屋MFクライトンの加入決定

- 札幌入りが決まったクライトン(中央)
コンサドーレ札幌に元名古屋のブラジル人MFクライトン(30=アトレチコ・パラナエンセ)が加入することが2月29日、決まった。ネックとなっていた金銭面で折り合い、この日までに仮契約を結んだ。早ければ2日にも来日する予定。三浦俊也監督(44)はこの日、起用について、コンディションを見極めた上としながらも、8日の開幕鹿島戦に「ぶっつけ」で出場させる可能性も示唆した。
札幌が待ち望んでいた新ボランチが決まった。獲得交渉を進めていた元名古屋のMFクライトンと、難航していた金銭面で妥結。29日までに仮契約を結んだ。ビザの所得も問題なく行われ、早ければ2日にも来日できるメドが立った。所属するブラジル全国選手権1部のアトレチコ・パラナエンセは、公式HPで「クライトンが札幌に移籍。チームと契約を解除」と発表。札幌からも1日には正式発表される予定だ。
2月7日に電撃退団したMFアルセウの後釜にと、外国人ボランチの獲得に動いてきた。名古屋時代に44試合に出場と、日本サッカーにも精通した「計算できる戦力」と判断し、交渉を進めてきた。
大宮を率いていた05年時に対戦経験のある三浦監督は「攻撃にアクセントをつけられる選手」と大きな期待を寄せた。運動量が多く、中盤で積極的にボールにからみ、ゲームメークにも優れる。攻撃面で物足りなさがある今の札幌を変えるには、うってつけの存在といえる。
文字通り“即”戦力になる。来日は早くても2日。それでも三浦監督は「コンディションが日本人より良ければ、開幕からもちろん使いたい」とビジョンを描く。最後の対外試合となる、2日のプレシーズンマッチ熊本戦には出場できない。8日の開幕鹿島戦出場なら「ぶっつけ本番」となるが、その能力は指揮官の脳裏にしっかり焼き付いている。戦術理解度など不安要素はあるが「札幌にフィットする」と判断したからこそ獲得した選手。状態さえ良ければ、開幕ピッチでも力を出せると踏んでいる。
駆け込みの格好ながら、今季の攻守の中心になり得る男を加えることができた。開幕まであと7日。時間は少ないが、急ピッチで新たな札幌の形を築いていく。
◆クライトン 本名はクライトン・アルベルト・フォントーラ・ドス・サントス。1978年1月25日、ブラジル生まれ。98年に同国インテルナシオナルでトップチームデビュー。01年にはセルベッテ(スイス)でUEFA杯出場。04年7月に名古屋に移籍し、05年までJ1通算44試合出場、7得点。昨季はアトレチコ・パラナエンセでプレー。179センチ、80キロ。
[2008年3月1日9時10分 紙面から]
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